森の写真展と演奏会を開催します。

5月27日は演奏家で調律師の内田輝さんによる耳をチューニングするクラヴィーコードのワークショップと 森歩きにサックス演奏。28 日は写真家上田義彦氏の写真展&スライドショーとアルメニアのピアニスト・ ティグランハマシアンによる森の演奏会です。
日が沈み森が静けさに包まれる時間から月夜に変わるまで森の中で自然の音とピアノと子どもの笑い声をお楽しみ下さい。
オメナヘ インタビュー(YouTube)

Homenaje( オメナヘ) とは
「オメナヘ」というのはスペイン語で「畏敬」という意味があります。本プロジクトは人を森へ帰す、音と記憶と森林育成について学ぶ教育プログラムです。 インスピレーションの源泉を求めて、森を舞台に2017 年春から森の写真展、音楽会をはじめます。

各プログラム|
a 5月27日 10:00-12:00 クラヴィーコード - 音とココロのワークショップ-
b 5月27日 13:00-17:00 白谷雲水峡 - 森の音を聞く-
c 5月28日 17:00- ティグラン・ハマシアン・ソロ
d 5月28日 17:00-18:30 上田義彦写真展&スライドショー
開催場所|
屋久島総合自然公園(雨天時は屋久島離島開発総合センター)
チケット|
a 25名限定 前売り3,000円 当日4,000 円 幼児無料 小学生~高校生半額
b 25名限定 前売り5,000 円 当日券6000 円 幼児無料 小学生~高校生半額
c 150名限定 島民割引 前売3,000 円(当日4,000 円) 幼児無料 小学生~高校生 前売1,500 円(当日2,000 円)
チケット取扱・お問合せ|
Homenaje Project 実行委員会 屋久島事務局(Galley TABIRA内)
鹿児島県熊毛郡屋久町小瀬田815-31 電話:090-5292-8155(たびら)

主催|Homenaje Project 実行委員会 (屋久島 事務局|Gallery TABIRA 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田815-31 TEL 0997-43-5956)
共催|縄文杉発見50周年記念実行委員会
協力|屋久島地杉加工センター  田口音響研究所株式会社 株式会社 Fly sound シャ・ラ・ラ・カンパニー(5月Tigran Hamasyan)
   ワーナーミュージック(5月 Tigran Hamasyan) ユニバーサルミュージック
協賛|Sankara Hoteland spa 屋久島地杉加工センター
後援|屋久島町 屋久島町教育委員会 駐日アルメニア大使館(5 月 Tigran Hamasyan) Nonesuch Records ECM イタリア文化会館

「耳をひらく」内田輝

内田さんが演奏する14 世紀の鍵盤楽器であるクラヴィーコードから奏でられるのは驚くほどに繊細で静かな音色。中世の人たちが聞いていた その小さな響きに耳を澄ませていると、私たちの耳が開き、周りに満ちているたくさんの音に気づくようになります。

プログラム詳細
日時
2017年5月27日(土)
第1部「音とココロのワークショップ」 開演10:00~12:00
第2部「森の音を聴く」 開演13:00~17:00
集合場所
屋久島総合自然公園
料金
第1部 3,000 円 島民割引2,000 円 *学生半額 幼児無料
第2部 5,000 円 島民割引3,000 円 *学生半額 小学生1,000円 幼児無料
定員
25名(要予約)
チケット取扱・お問合せ|
Homenaje Project 実行委員会 屋久島事務局(Galley TABIRA内)
鹿児島県熊毛郡屋久町小瀬田815-31 電話:090-5292-8155(たびら)

内田輝 (うちだあきら)
clavichord , soprano sax
洗足音楽大学で サキソフォンを専攻。 ヨーロッパを旅した経験のなかで音に反応す る心に興味を持ち、 ピアノ調律を学ぶ。 高木正勝(「おおかみこどもの雨と雪」)やブ ラジルのアンドレ・メマーリやピアニスト達の調律を行い。 全国各地でクラヴィー コードと調律を通して「音の本来に出会う」ワークショップを開催している。
http://baroquevoice.tumblr.com/

【クラヴィーコード/clavichord】
静寂と調和する鍵盤楽器。14 世紀に考案された、この楽器は" ピアノのおじいちゃん" のような存在。 時代の流れと共に、チェンバロ、そしてピアノと鍵盤楽器はより多くの人に聞いてもらうために、楽器 の大きさもそして、その音も大きくなっていきました。

ティグラン・ハマシアン・ソロ

ティグラン・ハマシアン
1987 年、アルメニア生まれ。3歳の頃から、家にあったピアノでレッド・ツェッペリンの曲を弾き語り、11歳から様々なフェスティバルやコンクールに出演。ジャズ、ロック、クラシック、アルメニア民謡、エレ クトロニカと様々な音楽を吸収しながら、10 代を過ごす。2006 年、弱冠19 歳で、新人ジャズ・ミュージシャンの登竜門「セロニアス・モンク・コンペティション」 にて優勝を果たす。29 歳になった現在、ジャンルを超越した音楽を生み出し、クラシック音楽ファンから、エレクトロニカのファンまで世界各地の聴衆を熱狂さ せている。 2017 年春、新作「An Ancient Observer~太古の観察者~」(Nonesuch)の発表と共にワールドツアーが決定。日本では初の森での演奏が実現する。

上田義彦写真展「Materia」「M.River」

上田義彦氏は福島の震災後に屋久島を訪れ、命の大元にせまる作品を世におくりだしました。Materia から 始まった命の大元( オオモト) を撮影しようという試みは徐々にその姿を変え、命の根源にせまっています。 その屋久島に流れる太古の奥山の源流を「M. River」は2013 年に世界の10 冊(ten photo books2013)に選ばれました。

上田義彦
1957年兵庫県生まれ。福田匡伸•有田泰而に師事。 1982 年に写真家として独立。エディトリアルワークをきっかけに、広告写真やコマーシャルフィルムなどを数多く手がけ、東京ADC 賞最高賞、ニューヨーク ADC 賞、カンヌグラフィック銀賞はじめ、 国内外の様々な賞を受賞。作家活動は独立当初から継続し、2013 年 までに29 冊の写真集を刊行。2011年、Gallery916を主宰し、写真展企画、展示、写真集の出版をトータルでプロデュース。 現在に至る。